①米国の展示会への出展

1. 世界最小Oリングを掲げて

ギネスブック用に製作した最小Oリングを、米国で開催される展示会に出展することにした。ブースでは「世界最小Oリング」の旗印を掲げ、来場者にその精密さと技術力をアピールした。

出展したOリングのサイズ:

  • 直径:0.25mm
  • 線径:0.10mm

このサイズは世界最小と明示し、自信を持って展示を行った。

2. ライバル会社の出現

展示会の途中、来場者から「他にも最小Oリングを展示している企業がある」という情報を聞きつけた。そこで、競合他社のブースを偵察しに向かった。

ライバル会社のOリングサイズ:

  • 直径:0.20mm
  • 線径:0.15mm

比較すると、

  • 内径:ライバル社の方が小さい
  • 線径:KEFの方が小さい

これは意外な結果だった。果たしてどちらが「世界最小」と言えるのか?このデータを持ち帰り、帰国後に社内で報告を行うこととなった。

(この後の対応は…)